オリジナルの他に、ルイス・ボンファやエイトール・ヴィラ・ロボスなど、ラテン系の楽曲も取り上げた1964年録音作品。
●ジョン・ルイス（p）ミルト・ジャクソン（vib）パーシー・ヒース（b）コニー・ケイ（ds）
1964年2月4日録音／1969年リイシュー

A QUARTET IS A QUARTET IS A QUARTET/THE MODERN JAZZ QUARTET■表面にMJQの演奏を、裏面にイタリアのカルテット・デ・ミラノの演奏とハンガリーのハンガリアン・ジプシー・カルテットの演奏を収録した異色作。現代音楽や民族音楽的な演奏をカップリングしたMJQの革新的なコンセプトが伺えるユニークな作品。
●ジョン・ルイス（p）ミルト・ジャクソン（vib）パーシー・ヒース（b）コニー・ケイ（ds）カルテット・デ・ミラノ、ハンガリアン・ジプシー・カルテット
1962年1月17日、1963年5月17日録音／1964年リリース

カリフォルニアのハーモサ・ビーチの名門クラブ「ライトハウス」における1967年ライブ録音。初のライブ・ハウスでのステージだけあって、息づかいまでもが伝わる新鮮な響きに心奪われる。
●ミルト・ジャクソン（vib）ジョン・ルイス（p）パーシー・ヒース（b）コニー・ケイ（ds）
1967年録音／1967年リリース

"IN SWEDEN/GERRY MULLIGAN■バリトン・サックスの第一人者ジェリー・マリガンのスェーデン、ストックホルムでのライブを収録したアルバム。ボブ・ブルックマイヤーとの2管フロントの最強ジェリー・マリガン・カルテット絶頂期の演奏が展開される。
●ジェリー・マリガン（bs）ボブ・ブルックマイヤー（vtb）ジョー・ベンジャミン（b）デイブ・ベイリー（ds）
1957年5月17日録音／1987年リリース

SO MUCH GUITAR!/WES MONTGOMERY●VERVE、CTIでのイージー・リスニング・テイストになる前、RIVERSIDE時代のウェスはオクターブ奏法は控えめにシングルトーンでのエキサイティングなプレイが魅力だった。ギタリストとして圧倒的な人気と実力を発揮して頂点に君臨していた時期のこの作品ではその熱いプレイが聴ける。共演にはめずらしいハンク・ジョーンズとロン・カーターが起用され堅実なプレイで作品の価値を高めている。ボーナス・トラックとしてモンゴメリー・ブラザースとの「ラウンド・ミッドナイト」を収録。
●ウェス・モンゴメリー（g）ハンク・ジョーンズ（p）ロン・カーター（b）レックス・ハンフリーズ（ds）レイ・バレット（cong）バディ・モンゴメリー（p）モンク・モンゴメリー（b）ビリー・ハート（ds）
1961年8月4日録音／1986年リイシュー

ツアー先の西海岸で、同じく同地を訪れていたキャノンボール・アダレイのリズム・セクションとサックス奏者のジェームス・クレイを得て、ウェスが寛いだ演奏を聴かせる1960年の作品。
●ウェス・モンゴメリー（g,b）ジェームス・クレイ（fl,ts）ヴィクター・フェルドマン（p）サム・ジョーンズ（b）ルイ・ヘイズ（ds）
1960年10月12日録音／1983年リイシュー

ジョージ・シアリングがCapitolと契約した最初のオリジナル・アルバム。当時のクインテットにはトゥーツ・シールマンスがギタリストとして参加している。彼は「ザ・マン・アイ・ラヴ」ではハーモニカも演奏し、素晴らしいアドリブ・プレイを披露、このアルバムの聴きどころの一つでもある。(新譜案内より)
●ジョージ・シアリング（p）ジョニー・レイ（vib）トゥーツ・シールマンス（g,harm）アル・マッキボン（b）ビル・クラーク（ds）アルマンド・ペラーサ（per）ウィリー・ボボ（timbales）
1955年4月11・12日録音／1985年リリース

デビュー間もない歌姫ナンシー・ウィルソンが、人気絶頂のジョージ・シアリング・クインテットと共演したご機嫌なアルバム。シアリングの代表的スタンダード「バードランドの子守唄」の作者自身による再演を収録。(メディア掲載レビューより)
●ジョージ・シアリング（p）ディック・ガルシア（g）ラルフ・ペーニャ（b）ナンシー・ウィルソン（vo）ほか
1960年6月29日、7月5・6日、1961年1月7日録音／1983年リイシュー

作・編曲にも力を発揮した名トロンボーン奏者ビリー・バイアーズのリーダー・アルバム。アル・コーン、フィル・ウッズ、ニック・トラビスほかトップ・ミュージシャンを揃え、際立つハイセンスなアンサンブルを披露した貴重な一枚。
●バーニー・グロウ、ニック・トラヴィス（tp）アル・コーン（ts,bs,cl）フィル・ウッズ（as）ビリー・バイヤーズ、アービー・グリーン（tb）モー・ウェクスラー（p）ジョー・ベヌート（vib）ジーン・オルロフ（vln）ミルト・ヒントン（b）オシー・ジョンソン（ds）ほか
1955年12月9・23・30日録音／リイシュー

味わい深いプレイで50~60年代のジャズ・シーンを活気づかせたドラム・マスター、デイヴ・ベイリーの会心作。デューク・エリントン楽団脱退直後のクラーク・テリー、セロニアス・モンク・カルテット入団まもないチャーリー・ラウズ、名盤「アス・スリー」録音数か月後のホレス・パーランら強力メンバーを迎え、ハード・バップの快感にあふれたパフォーマンスを届ける。（新譜案内より）
●クラーク・テリー（tp）チャーリー・ラウズ（ts）カーティス・フラー（tb）ホレス・パーラン（p）ペック・モリソン（b）デイヴ・ベイリー（ds）
1960年10月26・27日録音／2012年リイシュー

1971年モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブを収録。新しいメンバーで新しいコンセプトで、ホーズならではの芯を残しながら独特のテンションが、進化したホーズのスタイルを形成する。
●ハンプトン・ホーズ（p）ヘンリー・フランクリン（b）マイク・カルビン（ds）
1971年6月録音／1990年リイシュー

1961年4月にミラノとパリで行われた2つの圧巻のライブを収録したアルバム。チャーリー・ラウズの参加で絶頂期のカルテットは、このライブでヨーロッパのファンを熱狂させた。そして観客の反応に応えた最上級のセロニアス・モンク・ワールドが頂点を極めた。
●セロニアス・モンク（p）チャーリー・ラウズ（ts）ジョン・オーレ（b）フランキー・ダンロップ（ds）
1961年4月18・21日録音／1969年リリース

ビル・エバンスが最も充実していたリバーサイド時代に残した名作「ノー・ホワット・アイ・ミーン」「インタープレイ」「ムーン・ビームス」「エブリバディ・ディグス・ビル・エバンス」「ハウ・マイ・ハート・シングス」の中からセレクトしたベスト・アルバム。この時期のハイライトというべき名演が収録されている。
●ビル・エバンス（p）キャノンボール・アダレイ（as）フレディ・ハバード（tp）ジム・ホール（g）チャック・イスラエル、パーシー・ヒース（b）フィリー・ジョーンズ、コニー・ケイ、ポール・モチアン（ds）
1958年12月、1961年1月27日、2月21日、3月13日、1962年5月、7月16・17日録音／1969年リイシュー

1958年マイルス・バンドでバリバリ活動していた頃のレコーディング。当時は発売されず、1971年に初めて陽の眼を見た。といっても演奏はとてもよく、彼のコロコロとしたメロディアスなピアノ・ソロが楽しめる上質のピアノ・トリオ・アルバムになっている。ポール・チェンバースのベース・プレイもさすがだ。（メーカーインフォ）
●レッド・ガーランド（p）ポール・チェンバース（b）アート・テイラー（ds）
1958年録音／1970年リリース

マイルス・グループで活躍したピアニスト、レッド・ガーランドのトリオによる1957年録音作品。マイルス・グループゆかりのナンバーを4曲収録。ギタリスト、ケニー・バレルが2曲で参加し華を添えた。（新譜案内より）
●レッド・ガーランド（p）ケニー・バレル（g）ポール・チェンバース（b）アート・テイラー（ds）
1957年5月24日録音／1972年リイシュー

1970年代半ばにギャラクシー・レーベルから再復帰を遂げたレッド・ガーランドが、ナット・アダレイやハロルド・ランドらのホーン陣を加えて吹き込んだ77年発表のアルバム。小気味よくスウィングするガーランド節の魅力あふれる作品。（メディア掲載レビューより）
●レッド・ガーランド（p）ナット・アダレイ（cor）ハロルド・ランド、アイラ・サリバン（ts）ロン・カーター（b）フランク・バトラー（ds）
1977年12月2日録音／1991年リリース

THELONIOUS MONK●1952年から1960年にプレスティッジとリバーサイドに残したセロニアス・モンク絶頂期の演奏を収録したベスト・アルバム。「ラウンド・ミッドナイト」「ブリリアント・コーナーズ」「エピストロフィ」「ルビー・マイ・ディア」など代表曲を網羅した決定的なコンピレーション・アルバム。さらに全曲別アルバムであることから、実に大勢の多彩なメンバーのプレイが楽しめる。
●セロニアス・モンク（p）マイルス・デイビス、ドナルド・バード、レイ・コープランド、ジョー・ゴードン（tp）クラーク・テリー（flh）サド・ジョーンズ（cor）チャーリー・ラウズ、ソニー・ロリンズ、コールマン・ホーキンス、ジョン・コルトレーン、ジョニー・グリフィン、ハロルド・ランド（ts）アーニー・ヘンリー、フィル・ウッズ、ジジ・グライス（as）ジェリー・マリガン、ペッパー・アダムス（bs）エディ・バート（tb）ジェイ・マカリスター（tuba）ボブ・ノーザーン（frh）ミルト・ジャクソン（vib）ラリー・ゲイル、ブッチ・ウォーレン、パーシー・ヒース、オスカー・ペティフォード、ウィルバー・ウェア、サム・ジョーンズ、ゲイリー・マップ、アーマッド・アブダリマルク、ジョン・オーレ（b）ベン・ライリー、フランキー・ダンロップ、ケニー・クラーク、マックス・ローチ、シャドウ・ウィルソン、アート・テイラー、アート・ブレイキー、ロイ・ヘインズ、フィリー・ジョー・ジョーンズ、ビリー・ヒギンズ（ds）
1952年10月15日、1954年10月25日・12月24日、1955年7月21日、1956年10月15日、1957年4月12日・6月26日・7月・8月12日、1958年5月7日、8月7日、1959年2月28日・6月4日、1960年4月29日録音／1982年リイシュー

MISTERIOSO/THELONIOUS MONK●1963～1965年のモンクのバンドによるツアーの模様をセレクトした貴重盤。ニューポート・ジャズ・フェスティバル、ニューポート・ジャズ・フェスティバル、ヴィレッジ・バンガード、東京など6カ所でのライブを収録。
●セロニアス・モンク（p）チャーリー・ラウズ（ts）ラリー・ゲイル、ブッチ・ウォーレン（b）ベン・ライリー、フランキー・ダンロップ（ds）
1963～1965年録音／1970年リイシュー

ミッシェル・ペトルチアーニの名声を決定づけた'83年クール・ジャズ・フェスティバルでのソロ・ライブ。独自のタッチとセンチメンタリズムが、実にバラエティーに富んだ選曲の中で余す所なく伝えられた傑作だ。（CDジャーナル商品案内より）
●ミシェル・ペトルチアーニ（p）
1983年6月26日録音／1984年リリース

アート・ブレイキー・アンド・ザ・ジャズ・メッセンジャーズ歴代唯一の女性メンバーのジョアン・ブラッキーン。リリカルなモチーフの楽曲と、川崎僚の奏でるメカニカルなフレーズが織りなすブラッキーンの最高傑作！ベースのクリント・ヒューストンのグイグイ迫るグルーヴも最高！（メーカーインフォ）
●ジョアン・ブラッキーン（p）川崎僚（g）クリント・ヒューストン（b）
1977年12月30日録音／1978年リリース