圧倒的なブルース・フィーリングを聴かせるジャズ・ピアニスト山本剛、渾身のデビューアルバム。当時20代ながらジャズ道を極めた熟練の渋さを感じさせる1974年の作品。（メーカーインフォより）
●山本剛（p）福井五十雄（b）小原哲次郎（ds）
1974年3月1日録音／2017年リイシュー
■THREE BLIND MICE,IMPEX(US)TBM-23-45
■ステレオ

ジャズ・ピアニスト山本剛がTBMに残したレーベル屈指の人気作品。静かな時は静かに、スイングする時は思いっきりスイングする、山本剛の本領が遺憾なく発揮された傑作アルバム。1974年、スイング・ジャーナルジャズディスク大賞・最優秀国内録音賞を受賞。（メーカーインフォより）
●山本剛（p）福井五十雄（b）小原哲次郎（ds）
1974年8月7日録音／2017年リイシュー
■THREE BLIND MICE,IMPEX(US)TBM-30-45
■ステレオ

SORCERER/MILES DAVIS●ハービー・ハンコックがマイルス・デイビスにつけたニックネーム『ザ・ソーサラー（魔術師）』がタイトルとなったアルバム。1967年はマイルスにとって非常に多作な年でした。5月～12月の間に『ソーサラー』『ネフェルティティ』『ウォーター・ベイビーズ』に収録される24曲（別テイク含む）ものトラックを録音しています。クインテットのスタジオ録音3作目となるこの作品は、ショーター色が色濃く現れている中、バンドとしての充実度、完成度共に非常に高いレベルにあった作品として名高い1枚です。（メーカーインフォより）
●マイルス・デイビス（tp）ウェイン・ショーター（ts）フランク・リハク（tb）ポール・チェンバース、ロン・カーター（b）ハービー・ハンコック（p）トニー・ウィリアムス、ジミー・コブ（ds）ウィリー・ボボ（bong）ギル・エバンス（arr）
1967年5月16・17・25日、1962年8月21日録音／2014年リイシュー
■COLUMBIA,MOBILE FIDELITY SOUND LAB(US)MFSL 2-435
■ステレオ

MILES SMILES/MILES DAVIS●前作ESPで始まった新生黄金クァルテットのコンセプトをリードするのはウェイン・ショーターで、大きくシフトし新しい時代の到来を予感させた。この後発売されたプラグド・ニッケルでのライブでは、フリーに傾倒するあまりワクをはみ出す演奏になってしまったが、このアルバムではそれぞれがリラックスして演奏している。無調なテーマでそれぞれが大きなスケールのソロを束縛しないためハンコックはハーモニーを提供しない。それどころか自身のソロでも和音は出さないとう究極のハーモニー大開放を行っている。
●マイルス・デイビス（tp）ウェイン・ショーター（ts）ハービー・ハンコック（p）ロン・カーター（b）トニー・ウィリアムス（ds）
1966年10月25日録音／2019年リイシュー
■COLUMBIA,MOBILE FIDELITY SOUND LAB(US)MFSL 2-486
■ステレオ

DEXTER CALLING/DEXTER GORDON■復帰後の第3作目は、フレディ・ハバードにホレス・パーランのトリオとの共演、ドゥーイン・オールライトの3日後に録音されたブルーノート2作目。旧友ケニー・ドリューとの再会セッションでもありお互いに水を得た魚のようにのびのびと喜びに満ちた快演を繰り広げるワンホーン・アルバムの傑作となった。
●デクスター・ゴードン（ts）ケニー・ドリュー（p）ポール・チェンバース（b）フィリー・ジョー・ジョーンズ（ds）
1961年5月9日録音／2008年リイシュー
■BLUE NOTE,ANALOGUE PRODUCTION(US)ABNJ 84083
■ステレオ

天才ブッカー・リトルとエリック・ドルフィの強烈な演奏が際立つ1枚。エリック・ドルフィの作品の中でもストレートで馴染みやすい人気の作品。フルートの「レフト・アローン」も注目。
●エリック・ドルフィ（as,b-cl,fl）ブッカー・リトル（tp）ジャッキー・バイアード（p）ロン・カーター（b）ロイ・ヘインズ（ds）
1960年12月21日録音／2017年リイシュー
■NEW JAZZ,ANALOGUE PRODUCTION(US)APRJ-8270
■ステレオ

NEW JAZZ CONCEPTIONS/BILL EVANS■トニー・スコット・カルテットのピアニストだった関係上、同僚の二人を率いて 実現した記念すべきデビュー・アルバム。11曲中3曲がソロで演奏されるが、その中に生涯の代表作「ワルツ・フォー・デビー」のソロ演奏が興味深い。売上としては成功と言えないが個性と才能の彼の音楽人生がここから始まった。
●ビル・エヴァンス（p）テディ・コティック（b）ポール・モチアン（ds）
1956年9月27日録音／2020年リイシュー
■RIVERSIDE,ANALOGUE PRODUCTION(US)APJ12-223-45
■モノラル

セロニアス・モンクが1959年に録音した唯一のサウンドトラック。1960年に公開されたフランス映画「Les Liaisons Dangereuses（危険な関係）」の中で演奏されたモンクの演奏を収録。モンクの1959年のオリジナル・バンドのメンバーであるチャーリー・ラウス、サム・ジョーンズ、アート・テイラーに加え、特別ゲストとしてサックス奏者のバーニー・ウィレンが参加。
●セロニアス・モンク（p）チャーリー・ラウス（ts）サム・ジョーンズ（b）アート・テイラー（ds）バーニー・ウィレン（ts）
1959年7月27日録音／2017年12月1日リマスター
■SAM RECORDS(US)SRS1USLP
■ステレオ

"セロニアス・モンク・カルテットとマルシャル・ソラール・トリオによる「Live In Berlin 1961/Live In Essen 1959」は、1961年5月22日にベルリンで、1959年4月18日にエッセンで行われたライブのオリジナル・マスター・レコーディング。
●セロニアス・モンク（p）チャーリー・ラウズ（ts）ジョン・オーレ（b）フランキー・ダンロップ（ds）
●マーシャル・ソラール（p）オスカー・ペティフォード（b）ケニー・クラーク（ds）ラッキー・トンプソン（ss）
1961年5月22日、1959年4月18日録音／2019年3月29日リイシュー
■JAZZLINE(GER)N78-008
■ステレオ

THE INTRODUCING JOHNNY GRIFFIN■シカゴ出身のジョニー・グリフィン記念すべきブルーノート・デビュー作は力強く流麗で懐の深い歌心を持ったテナーのワン・ホーン・アルバムに仕上がっている。ソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンらの巨人と比肩できる数少ないテナーの一人。このアルバムでもとてつもないテクニックとパワーでその実力を証明している。
●ジョニー・グリフィン（ts）ウイントン・ケリー（p）カーリー・ラッセル（b）マックス・ローチ（ds）
1956年4月17日録音／2019年6月14日リイシュー
■BLUE NOTE(EU,US)7745064
■モノラル

温もりある癒し系の音色でファンを魅了したケニー・ドーハムだが、ラテン音楽とジャズを融合させた名作『アフロ・キューバン』で知られるように、躍動的な一面も持っていた。本作もラテン・ビートのタイトル曲が楽しい。哀愁の旋律が沁みる「サン・パウロ」も名曲だ。ハービー・ハンコック(22歳)、トニー・ウィリアムス(17歳)、ジョー・ヘンダーソン(初録音)ら、若手サイドメンも好演。（ユニヴァーサル・ミュージック・インフォより）
●ケニー・ドーハム（tp）ジョー・ヘンダーソン（ts）ハービー・ハンコック（p）ブッチ・ウォーレン（b）トニー・ウィリアムス（ds）
1963年4月1日録音／2019年9月13日リイシュー
■BLUE NOTE(EU,US)7764740
■ステレオ

COLTRANE'S SOUND/JOHN COLTRANE●マイルスのマラソン・セッションも有名だが、60年10月21日、24日、26日の、３日に渡って行われたこのセッション、曲順や楽曲の傾向などによってそれぞれ３枚のアルバムとしてリリースされた。スタンダード集である「マイ・フェイヴァリット・シングス」、ブルース集の「コルトレーン・プレイズ・ブルース」、そして本作「コルトレーン・サウンド」である。「３つ子盤」や「アトランティック３部作」と呼ばれるこれらのアルバムの中で人気は圧倒的に「マイ・フェイヴァリット・シングス」だが、コルトレーンのストレートで素朴な一面に接することが出来る、美しい仕上がりは非常に魅力的であることは間違いない。<br>1.夜は千の眼を持つ　2.セントラル・パーク・ウェスト　3.リベリア　4.身も心も　5. イクィノックス　6.サテライト
●ジョン・コルトレーン（ts,ss）マッコイ・タイナー（p）スティーブ・デイヴィス（b）エルビン・ジョーンズ（ds）
1960年10月21・24・26日録音／リイシュー
■ATLANTIC(US)SD-1419
■ステレオ

オリジナル盤は1960年リリース!! ジャズ・ジャイアンツのひとり、 ユセフ・ラティーフ がケンタウロスとフェニックスをモチーフにした、今でいうコンセプト・アルバムがリイシュー!! ラティーフのサックス、フルート演奏だけでなく、最初期のピアニスト、ジョー・ザヴィヌルのピアノのワザもじっくりと堪能できます。
●ユセフ・ラティーフ（fl,oboe,ts,）クラーク・テリー、リチャード・ウィリアムス（tp）テイト・ヒューストン（bs）カーティス・フラー（tb）ホシア・テイラー（bassoon）ジョー・ザヴィヌル（p）ベン・タッカー（b）レックス・ハンフリーズ（ds）
1960年10月4・6日録音／2018年10月19日リイシュー
■CORNBREDE RECORDS(EU)CRNBR 16053
■モノラル

良質なラジオ音源を中心にリリースするHI HATレーベルからマイルスの81年の来日ライブ音源がリリース。体調不調の中、行われたとされる日本ツアーの福岡サンパレスでの公演をリハからフィナーレまでを完全収録。この年のライブ音源は他にもリリースされていますがこの福岡でのライブはマイルスの体調もよく、この盤がマスト! との呼び声も高い盤がこちら。マイルス・ファン必聴!（メーカーインフォより）
●マイルス・デイビス（tp）ビル・エヴァンス（ss,ts,fl,el-p）マイク・スターン（g）マーカス・ミラー（el-b）アル・フォスター（ds）ミノ・シネル（per）
1981年10月11日録音／2016年3月18日リリース
■HI-HAT(EU)HH 3020LP
■ステレオ

Plays Miles Davis vol.1/Yuko Mabuchi■ロサンゼルスを拠点に活動するジャズ・ピアニスト馬渕侑子の「プレイズ・マイルス・デイビス」は、発売当初からジャズ界を席巻し、Native DSDのジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーに選出されました。馬渕侑子の演奏は生き生きとして時に爆発するかのようであり、近年さらなる充実をみせています。このアルバムも「歴史的名演!」、「パワフルでリズミカル、音楽を完全に自分のものにしている」と高く評価されたもの。今回は満を持してアナログ盤が登場となります。こだわりの180g重量盤45rpmで、2枚に分けてのリリースです。（メーカーインフォより）
●馬渕侑子（p）JJ カークパトリック（tp）デル・アトキンス（b）ボビー・ブレトン（ds）
2018年4月25日録音／2020年11月6日リリース
■YARLUNG RECORDS(US)YAR45588-171V
■ステレオ

Plays Miles Davis vol.2/Yuko Mabuchi■ロサンゼルスを拠点に活動するジャズ・ピアニスト馬渕侑子の「プレイズ・マイルス・デイビス」は、発売当初からジャズ界を席巻し、Native DSDのジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーに選出されました。馬渕侑子の演奏は生き生きとして時に爆発するかのようであり、近年さらなる充実をみせています。このアルバムも「歴史的名演!」、「パワフルでリズミカル、音楽を完全に自分のものにしている」と高く評価されたもの。今回は満を持してアナログ盤が登場となります。こだわりの180g重量盤45rpmで、2枚に分けてのリリースです。（メーカーインフォより）
●馬渕侑子（p）JJ カークパトリック（tp）デル・アトキンス（b）ボビー・ブレトン（ds）
2018年4月25日録音／2020年11月6日リリース
■YARLUNG RECORDS(US)YAR45591-171V
■ステレオ

デトロイト出身、FUNK BROTHERSにおいてMOTOWNの黄金期を支えた影の立役者、JOHNNY GRIFFITHが同じFUNK BROTHERSの残党たちと、地元デトロイトのGENEVAレーベルに残したハードバップとファンクを結合したレア・グルーヴ名盤。フレディ・レッドがブルーノートに残した名作「ザ・コネクション」をまるごとカヴァー、ハード・バップが隆盛を極めた60年に録音された薫香な名作を、ジャズ・ファンク化させたのが本作。（メーカーインフォより）
●ジョニー・グリフィス（el-p,cond）フロイド・ジョーンズ（tp）カスカ・マフィア（sax, fl）ロバート・ホワイト、アール・トーマス（g）ロデリック・チャンドラー、ウィル・オースチン（b）リチャード“ピストル”アレン（ds）
1974年1月6・9日録音／2019年6月14日リイシュー
■MAD ABOUT RECORDS(PRT)MAR-012
■ステレオ

AFTER MIDNIGHT/NAT KING COLE■ジャズ・シンガーとして発表された最後のアルバムにして最高傑作といわれるあまりにも有名なこの作品。トリオを基本にゲスト・ミュージシャンを効果的に配し、ヴォーカルはもちろんジャズの醍醐味であるインストルメントも充分に堪能出来る贅沢な作品となっている。オリジナルには含まれていない4曲が追加されているのも嬉しい。限定180gカラー・ヴァイナル仕様。
●ナット・キング・コール（vo,p）ハリー・スィーツ・エディソン（tp）ウィリー・スミス（as）ファン・ティゾール（tb）スタッフ・スミス（vln）ジョン・コリンズ（g）チャーリー・ハリス（b）ケニー・クラーク（ds）
1956年8月15日、9月14・21・24日録音／2021年2月17日リイシュー
■28th Century Masterworks(EU)350211
■モノラル

新生ブルーノート初期、約20年ぶりにマイケル・カスクーナにより発掘された未発表作。「サイドワインダー」の延長線上にもあり、50年代のハード・バップの匂いも漂うオーソドックスな作品。この時期には珍しいハンク・モブレーの参加も興味深い。
●リー・モーガン（tp）ハンク・モブレー（ts）シダー・ウォルトン（p）ポール・チェンバース（b）ビリー・ヒギンズ（ds）
1966年11月29日録音／2021年1月29日リイシュー
■BLUE NOTE Tone Poet Series(US)B0032112-01
■ステレオ

再起を飾った大ヒット作の「サイドワインダー」でジャズファンを驚かせたジャズ・ロック路線の延長線上の作品と言える。痛快なジャズ・ロックとハード・バップ調の曲もいいが、なんといってもハイライトはミュート・トランペットが心に染みるビリー・ホリデイに捧げられたバラード「ザ・レディ」が際立つ。
●リー・モーガン（tp）ジョー・ヘンダーソン（ts）ロニー・マシューズ（p）ヴィクター・スプロールズ（b）ビリー・ヒギンズ（ds）
1965年4月21日録音／2020年4月10日リイシュー
■BLUE NOTE,UME(US,EU)0850312
■ステレオ