日本を代表するジャズ・ピアニストに留まらず、世界的な編曲者そしてサウンド・クリエイターとして活躍する佐藤允彦による1976年の作品。「4台のテープレコーダーにより2周期の録音＝再生を作り、自らスイッチを調節するという革命的な同時進行録音」というコンセプトは、単なるソロ・ピアノではなく、フリー・ジャズの領域を超え、複数の自分に役割を持たせ多角的に自己を分析しながら、何人もの自分が音を積み重ねていく。エンジニアの飯田氏の協力の元、当時としては考えられない発想で自分の可能性を徹底的に追求した壮大な世界は音楽界に衝撃を与えた。
●佐藤允彦（p）
1976年1月14日録音／1977年リリース
■DENON JAZZ,日本コロムビア(JP)YX-7556-ND
■ステレオ
■帯無し・ライナー無し
■盤 A-（軽擦れ・チリ）
■ジャケット B+（軽擦れ・シミ・テープ痕）
〈中古盤について〉コンディションについては掲載の画像及び下記コメントにて紹介しておりますが、若干イメージと異なったり、見落としなどによる不良の場合もあります。針飛びやノイズの保証などにつきましてはお気軽に問い合わせください。
〈表紀について〉
程度によりA～E及び＋－で診断
A+ 新品に近い状態
A キズもほとんど無くきれいな状態
B 軽度のスリ傷や汚れがある場合も、再生にあまり影響が出ない状態
C 多少の傷・汚れ・ノイズが入る状態
D キズや汚れが目立ちノイズが多く入る状態
