パーカー系のなかでもよりパーカーに近く、西海岸でもリー・コニッツやポール・デスモンドとは一線を画すスタイルの、ウエスト・コーストを代表する名アルト奏者ハーブ・ゲラー。1954年・55年の本作では、愛妻のロレイン・ゲラー率いるピアノ・トリオをバックにpリジナルとスタンダードをちりばめ、夫婦の音楽に対する熱い情熱を感じる。
●ハーブ・ゲラー(as)コンテ・カンドリ(tp)ジギィ・ヴィネス(ts)ロレイン・ゲラー(p)カーティス・カウンス、リロイ・ヴィネガー(b)ローレンス・マラブル、エルドリッジ・フリーマン(ds)
1954年8月6・9日、1955年8月24日録音/1991年リイシュー
■MERCURY,日本フォノグラム(JP)DMJ-5008
■モノラル
■帯有り・ライナー有り
■盤 C+(周回ノイズ箇所あり)
■ジャケット A
〈表紀について〉
程度によりA~E及び+-で診断
A+ 新品に近い状態
A キズもほとんど無くきれいな状態
B 軽度のスリ傷や汚れがある場合も、再生にあまり影響が出ない状態
C 多少の傷・汚れ・ノイズが入る状態
D キズや汚れが目立ちノイズが多く入る状態