デビュー以来膨大な作品を世に送り、芸術としてのジャズの在り方を強烈に主張してきた、シカゴの前衛芸術組織AACM出身のアンソニー・ブラクストンによる1967年の初リーダー・アルバム。同志であるリロイ・ジェンキンス、レオ・スミス、リチャード・エイブラムスというメンバーで構成、それぞれが多様な楽器群を演奏する音の集合体として形成されるサウンドは、当時いかに斬新で衝撃的なインパクトをジャズ界にもたらしたことが実感できる。そしてこの号砲は後のジャズ・マンにとって大いなる財産となった。
●アンソニー・ブラクストン（as,ss,cl,fl,musette,Accor,bells,snare）リロイ・ジェンキンス（vln,viola,harm,b-ds,recorder,cymbal,slide whistle）レオ・スミス（tp,mellophone,xylophone,per,kazoo）リチャード・エイブラムス（p,cello）
1968年3月27日、4月10日録音／1974年リイシュー
■DELMARK(US)DS-415
■ステレオ
■盤 A（ラベル軽シミ）
■ジャケット A-（一部変形）
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〈表紀について〉
程度によりA～E及び＋－で診断
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B 軽度のスリ傷や汚れがある場合も、再生にあまり影響が出ない状態
C 多少の傷・汚れ・ノイズが入る状態
D キズや汚れが目立ちノイズが多く入る状態
